お見合いの会話を成功させるコツと絶対NGな会話内容
結婚相談所でお見合いをする時、初めての場合はどんなことを話せば良いのか、また、2回目以降のお見合いの場合もなかなか慣れず、相手との会話がうまくいかずに困っているという方も多いでしょう。
結婚相談所でのお見合い時間は、約1時間で設定されています。
1時間というお見合い時間、いかに相手との会話を楽しむことができるかで、次の仮交際に進めていけるかどうかが決まります。
お見合いの会話がうまくいかないと、なかなか交際に発展していかないため結婚への道も遠のくことになってしまいます。
そこで今回は、お見合いでの会話を成功させるために準備すべきことや、お見合いでの会話では絶対にNGな内容について解説します。
お見合いでの会話成功させるために準備すべき4つのこと
お見合い相手が誰であろうと事前に準備しておくことで、お見合いの会話をスムーズにし、お互いに充実した時間となる4つのことをご紹介します。
事前準備をしておくことで、お見合いの会話を楽しむことが出来ると共に、お見合い相手に、自分とのお見合いのためにしっかりとプロフィールを見て来てくれているなと感じてもらえて良い印象も与えるため、お見合いがさらに成功しやすくなります。
①お見合い相手のプロフィール内容を細かく確認
お見合いが決まったら、まずは相手のプロフィールの内容を隅から隅まで確認しましょう。
・どんな仕事をしているのか
・どんなことに興味を持っている人なのか
・結婚生活にどんなことを求めているのか
・どんな家族構成なのか
など、プロフィールの中には会話のヒントとなるネタがたくさんあります。
そのひとつひとつをまずはしっかりと見て、憶えておきましょう。
例えば、家族構成の中に兄弟が二人いることがわかっているのに、お見合いの会話の中で「兄弟はいますか？」と聞くと、「この人は自分のプロフィールを見ていないんだな。このお見合いにそれほど前向きではないんだな」と思われてしまいかねません。
プロフィールを見ればわかることを聞くのではなく、そこから深堀する内容を聞くことが会話を弾ませる上では重要です。
②自分との共通点を書き出す
プロフィールをしっかりと確認したら、まずは自分との共通点を書き出してみましょう。
どんな相手でも自分との共通点があると会話が弾みやすくなります。
共通点はどんなことでも構いませんが、自分が好きなこと・ハマっていることなどに共通点があると会話は盛り上がります。
この時に会話をより一層弾ませるためのポイントは、ただ好きだと言う話をするだけではなく、その好きなことに関するエピソードを話せるようにしておくことです。
おもしろいエピソードや、ハマったきっかけとなったエピソード、日頃その好きなこと・ハマっていることをどのように行っているのかなど、どんな内容でも構いません。
そして、あわせて相手の話も引き出せるとさらに会話は盛り上がるでしょう。
お互いの共通点が多いと、結婚生活も共に楽しめるものが多いと感じられるので、交際に発展していく可能性が高まります。
③自分が興味のあることを書き出す
次に、相手のプロフィールの中から興味・関心があることを書き出してみましょう。
自分がこれまでやったことがないこと、知らないことでも構いません。
共通点とは違う視点で、相手が好きなことや行っていることを知り、新たな知識を得る、新たな扉を開けるというイメージです。
お見合い相手は、自分が好きなことなどに興味・関心を抱いて話を聞いてくれること、会話をふってくれることを単純にうれしいと感じるでしょう。
結婚して共に生活をしてく上で、お互いの趣味ややりたいこと、生活スタイルが全て同じという人はまずいないでしょう。
しかし、自分が体験したことがないこと、知らないことに対しても興味・関心を抱いてくれる相手であれば、結婚してからお互いの生活スタイルを尊重し合えると感じることもできるので、交際に発展していく可能性が高くなるでしょう。
④相手に限らず結婚相手として聞いてみたいことを書き出す
最後に、相手が誰であるかに関わらず、自分が結婚相手に求めていることを整理しておきましょう。
例えば、結婚相手に対して必ず備わっていて欲しい考え方や生活スタイルなどがあれば聞いてみると良いでしょう。
・お互いの家族との関わり方
・仕事に対する考え方
・子供についての考え方
・週末の過ごし方
・お金に関する考え方
など、結婚相手の考え方について「こうであって欲しい」と思う内容は個々人により異なります。
自分は絶対に子供が欲しいと思っているのに、相手はそう思っていない場合、もしも交際に発展しても結婚相手としては考えにくいと言えます。
また、同じように相手にも結婚相手に求めることなどが少なからずあるはずなので、あわせて聞いてみると良いでしょう。
お見合いの席でそれとなくお互いの結婚相手に求める条件を聞いておくことで、次の交際に進めるべきかどうかの判断もしやすくなるでしょう。
結婚相談所でのお見合いでネタが切れた時に使える会話の内容7選
事前準備をしていても、例えば相手が思いのほか話下手であったり、興味を示してくれなかったりした場合、会話が弾まず用意した会話内容があっという間に底を尽きてしまう場合もあります。
そんな時のために、お見合い相手が誰であるかに関わらず共通して会話で使える内容もいくつか用意をしておくと良いでしょう。
ここでは、誰であっても会話のネタとして使える内容を7つご紹介します。
①家族についての会話
家族の話は相手が誰であろうと話しやすい会話内容の一つです。
事前にプロフィールでどんな家族構成かを確認しておき、両親や兄弟姉妹について聞いてみると良いでしょう。
家族と同居していないのであれば、
・どんな家族か
・年にどのくらい会っているか
・日頃から連絡は取り合っているか
などは、相手が家族とどのような関わり方をする人なのかもわかるため、将来結婚をした際、お互いの家族との関わり合い方などの参考にもなるでしょう。
また、相手のことを聞くばかりではなく、自分も家族や兄弟姉妹とのエピソードなども話せるよう準備しておくと、より会話も弾みやすくなります。
②仕事や会社の同僚についての会話
仕事について、会社の同僚については、会話として話しやすいネタの一つです。
会社を特定することは避ける必要がありますが、どんな仕事をしているのか、会社の上司や同僚にはどんな人がいるのかなどを聞くことにより、仕事に取り組む姿勢や、会社での人間関係などを知るきっかけともなります。
ただし、あまり仕事の話ばかりになりすぎると、お見合い相手としてではなく、仕事相手と会話しているような気分になってくる場合もあるのでほどほどにするよう注意してください。
③休日の過ごし方についての会話
休日の過ごし方も会話しやすい内容の一つです。
家で過ごすことが好きなタイプなのか、アクティブに過ごすタイプなのかなどもわかるので、自分の休日の過ごし方と似ている人なのかどうかもわかります。
例えば、自分はずっと家にいるよりも、週末のどちらかはおいしいお店を見つけて食べに行ったり、少し遠出をしてリフレッシュしたりしたいタイプにも拘らず、相手は家で過ごすことを好む場合は一緒に過ごすペースが異なる可能性が高いため、相性が良いかどうかを見極める必要があるかもしれません。
逆に全く違うタイプであっても、お互いに好奇心があれば違う過ごし方を発見する良い機会になる場合もあります。
④趣味についての会話
休日の過ごし方と被る部分もありますが、趣味についての会話も相手から話を引き出す良いネタとなります。
自分の好きな趣味の話を聞かれたとき、多くの人はそれについて他の会話内容よりも熱く語りたがる傾向にあります。
ただし、聞いてくれる相手が興味を持ってくれていると感じられることが大切です。
質問をしてみたら自分の興味のない趣味の内容だったとしても、しっかりと聞く姿勢を忘れないようにしましょう。
⑤食べ物についての会話
食べ物の好みは、一緒の方が結婚生活をして行く上では良いでしょう。
また、あらかじめ好きなものを聞いておくことで、交際に進んだ際のデートで選ぶお店も決めやすくなります。
⑥旅行についての会話
国内・海外問わず、旅行の話もネタにしやすい会話内容です。
これまで旅行に行った場所や、行ってみて良かった場所、旅先でのエピソードなど、旅行の話は広げやすいでしょう。
ここでも、相手の旅行の話を聞くことと合わせて、自分の旅行ネタもいくつか持っておくといざという時も会話のネタに出来ておすすめです。
⑦学生時代についての会話
少し遡って、学生時代の話をするのもおすすめです。
高校時代、大学時代など、どんなことを勉強してきたのか、部活で何をしていたのかなども思い出話のネタとして話しやすいでしょう。
もちろんここでも、自分が学生時代に熱中したことや、今の仕事につくきっかけとなったことなど、何かしらのエピソードをいくつか用意しておくと会話を広げやすくなります。
結婚相談所のお見合いでは絶対NGな3つの会話内容
結婚相談所のお見合いでは、NGとされている内容があります。
細かな内容は結婚相談所により異なりますが、基本的には相手の婚活状況や相手の個人情報を特定する内容などが挙げられます。
これらの内容をお見合いの場で話した場合、ルールを守らない人、失礼な人と思われるばかりでなく、場合によっては相手の結婚相談所から注意連絡が来ることもあるので気を付けましょう。
①婚活に関する会話
・どのくらいの期間、婚活をしているのか
・今まで何人とお見合いしたのか
など、婚活に関する質問については、お見合いの席ではNGです。
なぜならすべての人の婚活期間が短いとは限らないからです。
中には何年も婚活をがんばっている人もいるでしょう。
その場合、長い期間婚活をしていることを言いたくない人もいるため、婚活について聞くことはNGとされていることが多いでしょう。
②過去の恋愛についての会話
過去の恋愛話についても、お見合いの席ではNGです。
また、同じように離婚歴のある相手に、なぜ離婚したのかなどの理由を聞くことも、相手が話したがらない場合は無理に聞かないようにしましょう。
特に離婚理由は、人によっては話すことがつらい内容である場合もあるので、本人から進んで話をしてこない限り、お見合いの席で根掘り葉掘りきくことは避けるべきです。
もしも交際に進んでお互いに好意を抱いたり、信頼関係を構築できてきたりした場合に相手の様子を確認しながら少しずつ聞いていくことをおすすめします。
③相手の個人情報についての会話
お見合い相手とは、その時点ではお互いの苗字の交換しかしていない状態です。
これは、もしもお見合いの結果がうまくいかなかった場合、お互いを特定できないようにするためです。
たまにお見合いの席で名刺を渡そうとする男性などもいますが、これも絶対にNGです。
お見合い時の会話では、相手の仕事のことなどを話す場合もありますが、どこの会社に勤めているかなど、個人を特定できる内容について話すことはしないよう注意しましょう。
お見合いを成功させるために会話以外に心がけるべき4つのこと
お見合いでは会話の内容がとても重要ですが、大切なのはそれだけではありません。
いくら会話が充実したものとなっても、相手の身なりや所作などに不快な点がある場合は、せっかく会話を充実させられたとしてもお見合い結果はうまくいかない場合もあります。
会話の事前準備とあわせて、以下4つの点についても意識して、万全の体制でお見合いに臨みましょう。
①見た目の清潔感は必須
会話は楽しかったけれど、清潔感がなく、結婚相手としては厳しいという声は意外とよくあがってくるお断り理由の一つです。
特に男性は、年齢が上がるほどに自分の外見への関心が薄い人が多い傾向にあります。
イケメンであるかどうかではなく、スーツやシャツはヨレヨレでないか、靴は底がすり減ったクタクタのものでないか、爪は綺麗に切ってあるか、頭髪は整えてあるか、フケなどで不潔感を与えることがないかなど、お見合いの席では会話の内容だけではなく、外見の細かなところも意外とチェックされているため、事前にしっかり整えておく必要があります。
結婚相談所によっては服装などの指導もしてくれるところがあるので、自分にファッションセンスがないなと思う場合は担当のカウンセラーに相談してみるのもおすすめです。
②会話中は笑顔や傾聴姿勢を忘れずに
お見合いの席では、基本的に笑顔であること、そして、相手の話に耳を傾けて聞く姿勢をもつことも大切です。
いくら外見が整っていても、笑顔がない人や相手の話を聞く姿勢のない人は結婚相手としては好まれません。
③男性はさりげないリードを心がける
お見合いの席では、基本的に男性がリードしてあげられると女性からの好感度がアップします。
席への誘導、会話のリード、注文や会計時など、男性がさりげなくリードできると女性は安心して身を委ねることができるでしょう。
④女性は謙虚さを忘れないこと
お見合い時のお茶代は男性が支払うことがルールとなっていることが多いでしょう。
その場合、女性は「ありがとうございます」の一言を忘れないよう心がけましょう。
例えルールであったとしても、貴重な時間やお茶代を出してもらったことに対するお礼の言葉をしっかりと言えるかどうかなども見られていることを忘れないようにしましょう。
お見合いの会話を成功させるコツと絶対NGな会話内容まとめ
プライベートで初めて会う相手と1対1で、さらに1時間も会話をしなければいけないというシチュエーションは、お見合い以外ではあまりないため緊張するのは当然です。
しかし、お互いに興味を持っているからこそ成立したお見合いの席なので、少しでも相手のことを知るきっかけになれば、結婚への道のりが早まる可能性が高くなります。
お見合いは相手を知るための最初のきっかけでしかありません。
基本的には「楽しい時間だった」「また会いたい」とお互いに思えるかどうかが大切です。
そのためにも相手のことを知りたいという気持ちを上手く表すことができるよう、最低限の事前準備は行ってから臨みましょう。
青山エリアにある結婚相談所は、数ある結婚相談所の中でもカウンセラーの質が良く、サービスにも定評のあるところが多いので人気があります。
お見合いの席でどんな会話をすればいいか具体的に知りたいなど、わからないことがあれば、結婚相談所のカウンセラーに直接聞いてみるのも一つの手です。
結婚相談所での婚活が気になる方は、ぜひ一度無料相談へ訪れてみると良いでしょう。
